2026年4月21日

Claude Opus 4.7がリリース - 新機能、API料金、提供状況までを徹底解説

2026年4月16日にAnthropic社は新型のClaudeモデルとしてClaudeOpus4.7を公開したと発表しました。何が進化したのか徹底解説します!

石塚芽衣
石塚芽衣
マーケティング
カテゴリ:AIニュース
Claude Opus 4.7がリリース - 新機能、API料金、提供状況までを徹底解説

Opus4.7の主な進化点

Anthropicの発表によると、Opus 4.7はOpus 4.6に対して以下の点が進化しました

  • エージェンティック・コーディング性能:SWE-bench Pro および SWE-bench Verified で 64.3% を記録し、公開されているモデルの中で最上位の数値
  • 画像認識能力:画像を従来より高い解像度で処理できるようになり、複雑な図表やインターフェースの読み取り精度が向上
  • 指示への忠実さ:複雑なプロンプトや手順に対する追従性が改善
  • コンテキストウィンドウの容量:最大100万トークンまで対応

一部の検証においては、Opus 4.6と比較してモデル呼び出しが56%削減、ツール呼び出しが50%削減、応答時間が24%短縮されたとされており、単純な精度向上にとどまらず、エージェンティックな実行における効率性の改善がもりこまれています。

簡単に表現すると、少し難易度の高いタスクでも監督なしでやり遂げる能力を有しているといえるでしょう。

Opus4.7はエージェンティックコーディング能力の向上と画像認識能力の向上、さらに1Mまでのコンテキストウィンドウを備えているので、より複雑で難易度の高いタスクや与えた画像から生成されるウェブサイトやアプリのUIデザインの作成などが可能になると考えられます。

opus4.7とほか主要モデルとのベンチマーク比較

Opus4.7から搭載された新機能

新しい推論レベル「xhigh」

Opus 4.7では、新しい推論レベル xhigh 追加されました。従来の highmaxの間に位置づけられるもので、推論の深さとレスポンス速度のバランスをより細かく調整できるようになっています。

これにより従来よりも柔軟に推論レベルを選択できるようになり、作業の効率化が期待できます。

自動で推論量を調節するAdaptive thinking

adaptive thinkingは、推論の深さをタスク内容から推定して伸縮させる機構です。

単純な変換や検索では浅く、複雑なタスクでは深く思考する、というように自動で切り替わります。

Claudeアプリでは以下の画像のようにOpus4.7を選択し、Adaptive thinkingをオンにするだけで使用できます。

adaptive thinkingの画像

Real-time cyber safeguards on Claudeの搭載

今回リリースされたOpus 4.7には、高リスクなサイバーセキュリティ関連の用途を自動的に検知してブロックする安全装置が組み込まれています。悪意のある操作を試みた際に自動で検出し停止する仕組みが備え付けられています。

nthropicは、Opus 4.7をこの安全装置の最初の実装対象と位置付けており、将来的な Mythos 系モデルの広範なリリースに向けた実地検証を行う方針です。

正当なセキュリティ目的でOpus 4.7を利用したい企業向けには、利用するための審査プロセスが用意されています。脆弱性調査、ペネトレーションテスト、レッドチーミングなどの業務で高度な能力を必要とする場合は、このプログラムを通じた申請が必要です。

詳細については以下の公式ドキュメントをご覧ください。

公式ドキュメント:Claude上のリアルタイムサイバーセーフガード

トークナイザーの刷新

Opus 4.7では、テキストを処理するトークナイザーが新しくなりました。一方で、同じ入力から生成されるトークンの量が約1.0~1.35倍ほどに増加しています。そのためAPI利用されているかたで、Opus4.6から移行する際には注意が必要です。移行については以下のAnthropic公式の移行ガイドをご覧ください。

公式ドキュメント:移行ガイド

Claude Opus 4.7の提供状況

利用可能なプラットフォーム

Opus 4.7は、リリース日より以下の環境で利用可能となっています。

  • Claude製品全般(Claude.aiなど)およびAnthropic API
  • Amazon Bedrock
  • Google Cloud Vertex AI
  • Microsoft Foundry
  • GitHub Copilot(Copilot Pro+、Business、Enterprise向けに順次ロールアウト)

GitHub Copilotでは、プロモーション期間として2026年4月30日まで7.5倍のプレミアムリクエスト倍率が適用されます。

また、CopilotのモデルピッカーにおけるOpus 4.5およびOpus 4.6は、数週間をかけてOpus 4.7に置き換えられる予定です。

詳細についてはこちらをご覧ください。GitHub公式サイト:Claude Opus 4.7 is generally available

GitHub Copilotのについて詳しく知りたい方は、GitHub Copilot CLIとは?機能・料金・使い方 をご覧ください。

API

Opus4.7のAPIは提供開始されておりすぐに利用することができます。モデルごとの料金体系は以下の通りです。

料金が変更される可能性があるので、公式ドキュメントもあわせてご覧ください。

公式ドキュメント:Models overview

モデル名

Claude Opus 4.7

Claude Sonnet 4.6

Claude Haiku 4.5

価格

$5 / input MTok
$25 / output MTok

$3 / input MTok
$15 / output MTok

$1 / input MTok
$5 / output MTok

コンテキストウィンドウ

1M tokens

1M tokens

200k tokens

Opus4.7では新しいトークナイザーの影響で、同一タスクにおけるトークン消費量が増加する可能性があります。

このため、既存のOpus 4.6ワークロードからの移行時には、料金単価だけでなく実際のトークン消費量を踏まえたコスト試算が必要になります。

まとめ

ClaudeOpus4.7の発表はOpus4.6の登場からわずか2か月でのことです。また、最近Anthropicが公表したMythosというAnthropicのモデルが性能が高すぎてサイバーセキュリティの観点から危険性があると考えられたため一般公開は中止されましたが、これほどまでのAI基盤モデルの進化速度には目も見張るものがあります。

このスピードでAIが進化していくと、より実用的でどの企業も個人もAIを重宝する時代がくるかもしれません。

そのようなAI時代において波に乗り遅れないためには早くからAIシステムを導入し、それらのツールを使いこなせるようになっておくことが必要です。AIを扱うのが得意な人でも不得意な人でも会社という組織全体で活用を促進していけるのが株式会社Digeonが手掛けるENSOU AIです。

無料ですぐに使えるフリープランのご利用開始はこちらからできます。👇

サービス紹介資料をこちらからダウンロードいただけます。👇

ご相談、無料トライアルは、以下からお問い合わせください。👇

あわせて読む

フリープラン

今すぐ無料で始める

クレジットカード登録・申込不要。今すぐ始められます。

メールアドレスのみで今すぐ始められます!
無料で始める
お問い合わせ
無料でRAG構築ができる
無料で使えるプロンプトテンプレート多数
無料でGPT-5.1が使える

NEW

最新記事

Claude Designがリリース - 詳細から実際の使い方まで徹底解説!

ブログ

Claude Designがリリース - 詳細から実際の使い方まで徹底解説!

2026年4月18日にAnthropic社よりClaudeにデザインやスライドを自由に作成しその場で編集できる機能としてClaudeDesignをリリースしたと発表がありました。

2026/04/21詳細を見る
Claude Opus 4.7がリリース - 新機能、API料金、提供状況までを徹底解説

ブログ

Claude Opus 4.7がリリース - 新機能、API料金、提供状況までを徹底解説

2026年4月16日にAnthropic社は新型のClaudeモデルとしてClaudeOpus4.7を公開したと発表しました。何が進化したのか徹底解説します!

2026/04/21詳細を見る
Gemma4とは?Googleが放つ高性能オープンモデルの特徴・使い方を解説

ブログ

Gemma4とは?Googleが放つ高性能オープンモデルの特徴・使い方を解説

2026年4月2日にGoogleDeepMindが最新版のオープンモデルとしてGemma4を発表しました。何がすごいのか?どうやってローカルで実行するのか?まで徹底解説します。

2026/04/07詳細を見る
SharePointで探しているファイルが見つからない?その原因とAIで探し出す方法

ブログ

SharePointで探しているファイルが見つからない?その原因とAIで探し出す方法

SharePointにファイルはあるのに、検索しても欲しい資料が出てこない。そんな悩みを抱えるユーザーは少なくありません。この記事では、SharePointでファイルが見つからない主な原因を整理したうえで、AIを使って必要な情報にたどり着きやすくする方法を解説します。ENSOU AIでできることや、導入前に注意したいポイントもあわせて紹介します。

2026/04/03詳細を見る
【2026年版】社内RAGとは?仕組み・導入方法・精度改善まで徹底解説

ブログ

【2026年版】社内RAGとは?仕組み・導入方法・精度改善まで徹底解説

RAGとは何かという基礎から、社内RAGの構築方法、回答精度を高めるコツ、導入後のナレッジ運用の仕組みまでを、情シス・DX推進担当者向けにわかりやすく解説します。

2026/04/03詳細を見る
マークダウン(Markdown)とは?ビジネスでAIをもっと使いこなすための基本と活用法

ブログ

マークダウン(Markdown)とは?ビジネスでAIをもっと使いこなすための基本と活用法

AIに正確に意図したことを伝える手段の一つとしてマークダウン記法というものがあります。この記事ではMarkdown(マークダウン)とは何なのか、使い方はどうなのかまで徹底解説します!

2026/03/31詳細を見る