2026年3月9日
NotebookLMでパーソナライズされたインフォグラフィックが作成可能に
2026年3月3日にNotebookLMの公式SNSによりインフォグラフィックを作成する際に10種類のパターンから自由に選択することができるというアップデートが発表されました。操作方法から品質の比較まで徹底解説します!


NotebookLMとは?
NotebookLMは、Googleが提供するAI搭載のリサーチ支援ツールです。
ユーザーが提示したソースをもとに要約、論点整理、質疑応答からスライド作成、マインドマップの作成などを行います。
一般的な生成AIと異なり、アップロードした資料に基づいて回答を生成するため、出典を確認しつつ使用することができます。
例えば、社内規程や製品仕様、議事録、調査レポートを取り込み、重要箇所の抽出、比較表の叩き台作成、想定質問への回答案づくりまでを一気通貫で行えます。
業務で扱う情報量が増えるほど、読み込みと整理にかかる時間は膨らみがちですが、NotebookLMは「資料を探して読む」工程を短縮し、判断や企画といった付加価値の高い作業に時間を振り向けるための有効な選択肢となります。
なお、NotebookLMのトレーニングにユーザーのデータを使用することはないとされていますが、詳細については公式サイトをご覧ください。
インフォグラフィックとは?
Canvaの公式サイトによると、インフォグラフィックとは、あるテーマに関するさまざまな情報や調査データをもとに、情報を整理して見やすく整えた画像を作成する手法のこととされています。
インフォグラフィックを使用することのメリットは以下のようなものが挙げられます。
- 閲覧者に対して多くの情報を視覚的に瞬時に伝えられることが挙げられます。
- 情報の強弱や特定の情報を目立たせてデザインすることで、要点をわかりやすく伝えられる。
- 文字だけでなく、絵や図も合わせて表現することができるので記憶に残りやすい。
企業活動でも顧客の皆様により注目していただいたり、企業から顧客に対して伝えたいことを明確に簡単に伝えることができます。
ブランドイメージを伝えたり魅力を伝えたりする際に有効に活用することで、将来的に売り上げや企業イメージの向上につながると考えられます。
NotebookLMでインフォグラフィックを作る方法
1. Notebookを作成する。
まず公式サイトにアクセスします。NotebookLM公式サイト

ノートブックを新規作成します。

ソースとして使用して欲しいものをアップロードします。今回は具体例として弊社AIサービスであるENSOU Aの公式Webサイトをソースとして用いることにします。
ソースの読み込みが完了し、使用可能な状態になると下記画像のようになります。

2. パーソナライズされたインフォグラフィックを作成する
右サイドバーに表示されているインフォグラフィックのペンマークをクリックします。この時にパンマークではないところをクリックしてしまうとランダムでビジュアルスタイルが選択されて自動で作成が開始されてしまうので注意してください。

上記の画像のペンマークをクリックするとインフォグラフィックのカスタマイズを選択することができます。
ここのカスタマイズでは言語を選択したり、レイアウトの向きを選択したりビジュアルスタイルや詳細レベル、そしてカスタム指示を含めたりと様々なことができます。
次の節では実際にビジュアルスタイル別に10パターンのインフォグラフィックの生成物比較を行います。

生成されたインフォグラフィックのビジュアルスタイル別比較
こちらに示す画像が10種類のビジュアルスタイル別の生成物比較画像になります。
カスタマイズではビジュアルスタイルのみ選択し、言語は日本語他はデフォルトの状態で作成しました。
各インフォグラフィックの上部にはそのインフォグラフィックを作成する際に使用したビジュアルスタイルの名前を記載しています。
これまでの課題として、インフォグラフィック内に表示される文字が存在しない文字であったり不明な漢字が使用されるというものがありました。
生成物を見ると細かく見れば以前その課題は見受けられるものの、おおかた自然に文字も映し出せることができていることがわかります。
細かく手作業でこのインフォグラフィックを修正する機能は現時点で搭載されていないので、インフォグラフィックを作成する際のアイデア出しやデザインの土台として活用することが非常に有効であると考えます。
生成AIを用いることによって思いついたアイデアを言語化することで、大雑把な形ではありますが簡単に短い時間で具現化することができます。

まとめ
NotebookLMでは従来からインフォグラフィック生成機能が提供されていましたが、今回のアップデートにより、よりパーソナライズされたインフォグラフィックを簡単に作成できるようになりました。
実際に使用した所感としては、まだ改善の余地はあるものの、用途によっては十分に活用できる可能性がある機能だと考えます。特に、情報整理や概要説明を視覚的に表現する用途においては、有効に機能する場面が見込まれます。
一方で、現時点ではいくつかの課題も確認されました。例えば、インフォグラフィック内のテキストに存在しない漢字が使用されるケースや、意図が不明確なエフェクトが適用されている部分があり、品質面では改善の余地があると感じられます。こうした点は、実務での利用を想定した場合に一定の調整が必要になる可能性があります。
ただし、生成されたインフォグラフィックのベース自体は一定の完成度に達しており、テキストやイラストなどの要素をユーザー側で柔軟に編集できる仕組みがあれば、実務でも十分に活用可能な品質に仕上げることができると考えられます。
なお、現状のNotebookLMでは、生成されたインフォグラフィックをアプリケーション上で直感的に編集する機能は提供されていません。そのため、必要に応じて外部ツールで調整を行う必要があります。今後のアップデートにおいて、編集機能の拡充が実装されることが期待されます。
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