2026年2月21日
Gemini 3.1 Pro が登場 : 推論能力とコーディング能力が大幅に向上
2026年2月19日にGoogleよりGeminiの新型モデルであるGemini 3.1 Proがリリースされました。何が進化したのか、実際に使用してみてどうなのかなど徹底解説します!

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Gemini 3.1 Proの概要
2026年2月19日にGoogleよりGeminiの新型モデルであるGemini 3.1 Proが発表されました。
この発表によると、前モデル(Gemini 3 Pro)に比べて、抽象的な推論能力をはかるベンチマーク(ARC-AGI-2)で2倍以上にスコアを伸ばし、他の項目でもほぼ全ての項目で現状最高性能を誇っていることがわかります。一方でドキュメント作成やスプレッドシート操作など経済的価値のある実務遂行能力を測る GDPval-AAでは全モデルから10%ほど向上したことが見て取れるものの、GPT系やClaude系のモデルには及ばないのが現状です。一方で、Gemini 3 ProについてSNSでたびたび話題に出されていた検索能力が低いなどの課題はしっかり克服されているというのがこのベンチマークの結果からわかります。
総じて、Gemini 3.1 ProはGemini 3 Proで足りなかった細かなところをブラッシュアップさせ基本的なモデルの賢さがアップデートされたモデルと言えるでしょう。

Gemini 3.1 Proの提供状況
GeminiアプリにおいてGemini 3.1 ProがGoogle AI ProおよびUltraプランのユーザー向けに、より高い利用上限で順次提供開始されます。
また、Gemini 3.1 ProはNotebookLMでもProおよびUltraユーザー限定で利用可能となります。
APIの提供状況
プレビュー版としてAPIが Google AI Studio, Gemini CLIから提供が開始されています。また、Googleが手掛けているAIコードエディタのGoogle Antigravityや Android Studioからも利用可能になっています。
APIの詳細についてはこちらの公式からのアナウンスをご確認ください。
Gemini 3 Pro, 3.1Pro コーディング対決
以前、Gemini 3 Proが登場した際に簡単なテトリスのようなゲームを作ってもらいました。今回も同様の指示を出してみてどれほど完成度高く作れるのか検証してみます。Gemini 3 Proの生成物についての詳細はこちらからご確認ください。
今回は前回と同じく以下のようなプロンプトを使用しました。
テトリスのような簡単なゲームを作ってください。このプロンプトを使用することによって簡単にゲームが作成され実際にプレイすることができました。

上段までブロックが溜まった場合にはきちんと「ゲームオーバー」と表示され特にバグもなく遊ぶことができます。
何もコードについて記述することなくワンショットで正常にプレイ可能なゲームを作成できることができました。
ここまでは前回のモデルでもできていたことなのでさらに次のような指示を送ってみました。
キーボードで操作しやすいようにして現代的なテトリスにしてください。かなり抽象的な指示にもかかわらず、ハードドロップ、落下予測位置の表示、ホールド機能、ネクスト表示、7種ランダムバッグシステム、左回転 / 右回転の分離などの機能が追加されました。某テトリスのゲームに実装されているような機能がたった1回だけのプロンプトで実装されてしまったことには驚きです。
実際にプレイしてみると、確かに一時的に降ってきたブロックと入れ替えることのできるホールド機能や、次に降ってくるブロックが表示されるネクスト表示などが正常に動作しプレイすることができました。

Gemini 3 Proの時は機能を追加すると正常にブロックが表示されなくなったりゲームオーバーの判定がされなくなったりと何かしらの問題を起こしていましたが、今回のGemini 3.1 Proではそういったものがなく、単純な推論能力だけでなくコーディング能力も向上していることがわかります。
スライド生成比較
次のようなプロンプトで弊社の手がけるENSOU AIの紹介資料をワンショットでGeminiで作成させて比較を行います。
使用したプロンプト
ENSOU AIを紹介するためのスライドを作ってください。作成されたスライドは以下の画像の通りです。
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Geminiには簡易的なプロンプトしか与えておらず、プロダクトの詳細も伝えていないため、作成内容には一定の推測が含まれています。
その前提の上で、Gemini 3 ProとGemini 3.1 Proが作成したスライドを比較すると、Gemini 3.1 Proでは、よりレイアウトが整い、見た目の雰囲気だけでなく内容面も伴ったスライドを作成できることが分かりました。
Gemini 3 Proの登場時点でも「綺麗なスライドが作れる」と話題になっていましたが、Gemini 3.1 Proではさらに完成度が高まり、全体的に磨きがかかった印象を受けました。
一方でところどころにAIぽさを感じるところはあると感じたので、これからのバージョンアップに期待です。
まとめ
この記事では、Gemini 3.1 Proの性能と提供状況を整理し、検証まで行いました。ARC-AGI-2では前モデル比で2倍超の性能向上がみられ、検索などの弱みも改善されたと感じました。
一方で、実務価値を測るGDPval-AAは約10%向上に留まり、GPT系・Claude系の上位モデルとの差がまだあります。
実際にコーディングとスライド作成の検証を行うとコーディング検証では、抽象的な指示でもテトリスに高度機能を追加しつつ安定動作し、品質向上が確認できました。スライド生成の検証では、レイアウトと内容の整合が増した一方、表現の“AIらしさ”は残っており、今後の改善に期待という結論に至りました。
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