2025年11月25日
ENSOUチャットボットとGoogleドライブを連携させてRAGを構築する方法を徹底解説
本記事ではGoogleドライブをENSOUと連携し、社内データを効率的に活用する方法を解説します。ChatGPTとの違いについても説明します。


はじめに
本記事ではENSOUチャットボットでRAGを構築する方法についてGoogleドライブとの連携を中心に実際の画面を用いながら徹底解説します。
また、ChatGPTでのGoogleドライブ連携との違いについても解説します。
弊社Digeonでは2025年11月より、法人向け生成AIチャットボット「ENSOUチャットボット」において、すべての機能が無料で利用できる「フリープラン」をリリース致しました。
ENSOUチャットボットでは社内データを連携したRAGの構築(カスタムチャットボット)が無制限に行えます。
クレジットカード登録・申込不要で使えるフリープランでお試しください。
無料ですぐに使えるフリープランのご利用開始はこちらから👇
ENSOUチャットボットとは
ENSOUチャットボットは法人向けに開発された生成AI導入のファーストステップに最適な生成AIチャットボットサービスであり、以下のような特徴があります。
- カスタムチャットボットで簡単RAG構築
- クラウドストレージ連携
- プロンプトテンプレートで業務の効率化
- 管理者向けダッシュボードで利用状況を可視化
- Web検索モード/推論モードの切り替え
- 高度なセキュリティ水準
- チャット共有でチーム連携を強化
- OCR機能で高精度な文字認識が可能
さらに、11月18日よりGPT-5.1に対応を開始し、今後も最新モデルへの対応と提供を素早く行っていきます。
ENSOUチャットボットでのRAG構築
カスタムチャットボットとは
カスタムチャットボットは、RAG(検索拡張生成)技術により組織固有の情報を基にした高精度な回答を実現するためのENSOUチャットボットの機能です。
直観的なUIで専門知識を持たずとも、たった3分でSharePointやGoogleDriveといった主要クラウドストレージと連携し、高精度な回答を生成できるカスタムチャットボットを作成できます。
以下のような様々な業務シーンでカスタムチャットボットを活用することができます。
- 社内FAQ対応
- マニュアル検索
- 顧客対応支援
- 営業資料作成
- 社内文書検索
- 社内研修支援
- 技術ドキュメント参照
- コンプライアンス確認
データ連携に関しては、複数のストレージを、権限設定を維持したまま、リアルタイムで、最新データを参照することができます。
また、アップロードしたデータは外部には流出せず学習データとしても利用されない点や、チャットボットごとに利用者を制限できる点において、企業利用に耐えうるセキュアな環境で利用することができます。
ENSOUチャットボットでのドライブ連携
ENSOUチャットボットのGoogleドライブ・SharePoint連携機能では、クラウドストレージ上のファイルを独自の高精度RAG技術により自動的に参照し自動で同期されるため、ナレッジ情報の更新にかかるコストが大幅に削減され常に最新情報が反映されます。
また、クラウドストレージのアクセス権限も自動継承するため、部署・チーム単位で安全に情報を管理できます。
更に、回答の参照元のファイルを明示できるため、AIのハルシネーションを見抜き、信頼性の高い情報活用が可能です。
カスタムチャットボットの作成
では実際にカスタムチャットボットの作成方法について実際の画面を紹介しながらわかりやすく解説していきます。
まず、ENSOUチャットボットにログインし「カスタムチャットボットを作成」をクリックします。

すると、以下のような画面になるので、カスタムチャットボット名や説明、公開範囲、カスタム指示を設定します。

そしてナレッジファイルの項目の「ファイルを追加」をクリックし、SharePointやGoogleドライブからアップロードしてください。

アップロードが完了したら「カスタムチャットボットを作成する」をクリックすると、カスタムチャットボットが完成します。
実際の出力を確認
それでは、今回作成した「開発手順Q&A」のチャットボットについて実際に出力を確認してみます。

ナレッジを参照し、正確な回答を得られました。
次にナレッジファイルにない事柄について質問し、ハルシネーションを起こさないか検証します。

資料に記載がない旨を返し、ハルシネーションは起こしませんでした。
カスタムチャットボットの使い方について上手くいかない場合や、さらに詳しく知りたい方は以下を参照してください。
ENSOUヘルプセンター/チュートリアル/カスタムチャットボットの使い方
ChatGPTでのGoogleドライブ連携との違い
ChatGPTにもGoogleドライブとの連携機能がありますが、今回紹介したENSOUのカスタムチャットボットでのRAGとはいくつか異なる点があります。
まず、ChatGPTのドライブ連携は複数の資料をまとめて検索することはできないため厳密にはRAGではない点が大きな違いです。
また、ChatGPTのドライブ連携は個人利用向けのチャット単位での機能であり、業務全体での継続したナレッジ活用には限界があります。
ドライブ内のファイルを更新してもChatGPTのドライブ連携では反映されない点も注意が必要です。
まとめ
本記事ではENSOUチャットボットのカスタムチャットボット機能をつかってRAGを構築する方法について実際の画面付きでわかりやすく解説しました。
わずか数分で自社特有の知識を基に精度の高い回答を生成するチャットボットを作成できることを実感して頂けたのではないでしょうか。
ぜひ業務全体でナレッジを最大限活用するために、ENSOUチャットボットをお試しください。
無料ですぐに使えるフリープランのご利用開始はこちらから👇
ご相談、無料トライアルは以下からお問い合わせください👇
サービス紹介資料をこちらからダウンロードいただけます👇
あわせて読む
RAGに関する記事です。よろしければこちらの記事も併せてご覧ください。


.webp)


